変わらぬスタイルと高い品質がセントジェームスのポリシー。本社工場では、常に一定の高い品質を保つよう、糸の選定・紡績・染色・編み・縫製に至るすべての工程が細部にわたって厳密に管理されています。セントジェームスの代表的なコットンシャツ、OUESSANT(ウェッソン)は創設以来ボートネック、長袖のほぼ原型のモデルを保っており、改良を加える余地がないほど完成度の高い製品です。ノルマンディーの海の暮らしから生まれた実用的なデザインとコットン100%の素材は大変丈夫で、着込んで洗濯を繰り返していくことにより、だんだんと風合いが出て、着る人の身体に気持ちよく馴染んでいきます。
素材について セントジェームスの製品にはコットン、ウールともに厳選された上質の素材が使用されています。セントジェームスのシンボルであるボーダーのパターンは厳密に決められており、袖と身頃の縫い合わせ部分も正確につなぎ合わせられています。また伝統を守りながらも、時代に即した商品開発も行われています。コットン素材も、ピュアコットンからストレッチ素材入りなど、あるいはその糸の太さや特性によって様々に使い分けられています。ジェミニシステムとの提携開発による、表ウール×裏コットンのダブルフェース素材は直接肌に触れる部分に起毛コットンライニング加工を施した、軽量な上に吸湿性、保温性に富む新素材です。
色について 不朽の定番といわれるセントジェームスのコットンシャツの魅力のひとつは、そのカラーバリエーション。伝統的なトリコロールはもちろん、毎年新しく加わる色が常に新鮮さを与えています。フランスのエスプリを感じさせる色にはひとつひとつオリジナルの名前がつけられ、大切な財産となっています。使用される糸はジャージー生地に編む前に染色されておフランスの本社工場ではこれを「お風呂に入れる」と表現しています。非常に堅牢な先染めは、色落ちや色あせがしにくく、ニュアンスを保ちながら長く愛用することができます。
洗濯による縮みについて 洗濯による縮みは、洗い方や回数にもよりますが、着丈・袖丈ともに縦に2センチ前後縮む傾向にあります。糸を先染めする製造過程で、色により染色液に浸ける時間を変えて調整を行っているため、それぞれに糸自体の状態は微妙に異なります。そのことにより、同サイズ表示のシャツであっても色により若干(1センチ前後)のサイズ違い、洗濯方法等による縮み具合も変わってくる可能性があります。
洗濯についてのご注意とお願い セントジェームスのコットンシャツを長く大切に着ていただくにあたり、商品のお洗濯についてはケアラベルに従ってご対応いただくことを推奨しております。
お洗濯の際は、洗剤液に長時間浸けたままにせず、できるだけ直射日光を避け、裏返しにして干すようにしてください。またEUの環境保護の規制強化により、従来使用していた堅牢度の高い染料が使用できなくなったため、場合によって色落ちすることがあります。お洗濯の際のすすぎや脱水が十分でなく、洗剤分が残っていると、色落ち、色うつりの原因になりますので、以下の通りご注意ください。
・洗濯後は十分にすすぎ、脱水をしてすみやかに乾燥(裏返し、直射日光を避けて)させて下さい。
・洗濯液に長く浸けたままにしたり、濡れた状態で放置しないでください。
・手洗いでは洗剤分が残り、色落ちの原因となりやすいので、できるだけ洗濯機でのお洗濯をおすすめいたします。
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