熱のこもったMADE IN JAPAN
1963年、CANTON COTTON MILLS という米国ジョージア州アトランタの北にある小さな町で創業したデニムメーカーから生地を輸入して日本で初めて作られたジーンズと言われていますが、その5年後に消滅します。
現代によみがえったCANTONはただ旧いプロダクトを復刻したモノではなく、オリジナルのデニム生地を作り上げました。
納得がいくまで綿・糸・染め・織り・仕上げなどを追求し、プロトタイプを実際に着用し続けてどういう風に育つのか検証したそうです。
実際生地に触れてみるとフラットで均一で美しいというよりはザラ感があって不均一な感触です。
これは、とにかくテンションをかけずにざっくりとゆるく、極端な話、手で織ったくらいのイメージで作るそうです。ゆるく織るということは生地が強く引っ張られないためこういったザラ感がありふくらみがある仕上がりになるそうです。
糸まで色落ちするように綿糸を使ったり、いい意味でのラフ感を出すために最後のよじらせるなどの加工を一切していなかったりこだわりが詰め込まれています。
時代と逆行するような手間暇かけた生産工程、ポリの丈夫な糸よりも色落ちや佇まいのために採用された綿の糸、着て洗っていくとよじれるし縮みも出ます。このあたたかみのあるラフさが何とも言えない自分だけの一着に育っていくように感じます。
CANTON OVERALLS / キャントンオーバーオールズ
1963年 日本で初めて作られたジーンズが CANTON
伝説のジーンズが約半世紀の時を経て、いま復活する。
半世紀の時間は日本の技術を世界最高のレベルに押し上げ
現在、「Made in Japan」は国内はおろか世界的にも高い評価を得るにいたった。
CANTON?OVERALLSはその日本の優れた技術を終結し
ジーンズの原型が生まれたとされる19世紀までさかのぼり
そのモノづくりに賭けた偉人たちの精神と技術を学び
新しい物に活かし進化させ、そして新しい時代の「日本ジーンズ」を完成させた。
CANTONOVERALLSとは
伝統の精神を伝えながらも「Made in Japan」に独自の道を切り開いていく
日本人により日本国内でしか絶対に生み出せない
最高のジーンズ作りに馳せたブランドなのです。